クレジットヒストリーを磨く方法について

クレジットカードの審査に落ちないために

クレジットカードの審査に落ちてしまう理由は、大きく分けると3つあります。1つは書類の不備。2つめは属性の問題。3つめはクレジットヒストリーの問題です。

書類の不備というものは気をつければ済む話です。ですので、クレジットカードの審査で落ちてしまう理由は属性かクレジットヒストリーかということになります。

年収や勤務先、勤務年数、居住年数などの属性で落とされてしまった場合、なかなかすぐに改善することは困難です。多くのクレジットカード会社では勤続年数1年以上、居住年数1年以上という最低ラインを設けていますので、そのラインをクリアするまで待ってみることや、基準の緩い消費者金融系のクレジットカードに申し込んでみるくらいしか対処の仕方はありません。

クレジットヒストリーを磨く

勤務先や年収などの属性というものは、簡単に変えることはできません。もちろん、申込み書に嘘の記述をすると、場合によっては逆に評価が下がってしまうことにもなりかねません。

そのため、カードの審査に通るようにするためにはクレジットヒストリーを磨くのが実は一番近道なのです。延滞などを絶対にしないことはもちろん、クレジットカードの申込み方や使い方に気をつける必要があります。

カードの申込み方

まずは、クレジットカードを申し込む際、6ヶ月に3件以上は申込みをしないことです。すでに持ちカードが多い場合や属性が高い場合は多重申込みはそれほど問題になりませんが、カードをほとんど持っていないのに短期間で何件もカードの申込みをすると、良い評価はされません。信用機関には申込み履歴は6ヶ月間残りますので、カードの審査に落ちた場合、半年間待ってみることをおすすめします。

カードの使い方

クレジットカードを持っている場合、カードの限度額いっぱいに使っていると、いわゆる「上限張り付き」とよばれ、評価が下がってしまいます。もし年収の半分以上のカード利用があった場合、多重債務者と判断されてしまう場合もあります。カードを意識せずに使っていた場合、使う額を減らすことをおすすめします。

また、多く持っている方は、カードの枚数を減らしてみることです。使っていないクレジットカードを持っていても、マイナスになることはあってもプラスになることはありません。新しくカードを持ちたい場合、使っていないカードは解約することをおすすめします。

消費者金融からの借り入れは完済を

もし消費者金融から借り入れがある場合、評価が下がる場合があります。特に銀行系のクレジットカード会社は消費者金融からの借り入れに関して厳しいため、完済しておきましょう。